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日本のあらゆる分野でDX化が進んでいく例にもれず、医療DX、教育DXが半ば強引に推進されています。

さらに、外国にルーツを持つ子供の増加や、ヤングケアラーの問題など、学校を取り巻く社会の状況が教室にも影響を及ぼしてきています。

2025年の経済財政運営と改革の基本方針には、「歯科保健教育や食育を推進する」、さらに

「外国人児童生徒への支援体制の強化」という記載もあり、学校歯科医会の取り組むべき課題は多岐にわたり、複雑化しています。

一方で少子化による学校の統廃合に伴い、学校歯科医は減少し、ほかの多くの学校歯科医会と同様に、

大阪府学校歯科医会においても会員の減少という問題に直面しています。取り組むべき課題は増加しているが、

会員が減少することで、事業活動のためのリソースとしての人材、予算の確保は容易ではなく、従来通りの事業執行が困難となってきています。

The Serenity Prayerとしてアメリカの神学者Reinhold Niebuhrの以下の様な言葉が知られています。

大阪府学校歯科医会を取り巻く状況は厳しくなる方向に変化し、従来通りの事業継続は困難になってきますが、

改めて会の存在意義を確認し、会として取り組まなければならないこと、取り組まなくてもよいこと、

これらをどう峻別していくのかということを十分に検討し、新しい会の在り方を考え、運営を進めてまいります。

会員の皆様の旧倍のご支援、ご協力、ご指導、よろしくお願いいたします。

 

God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed,

Courage to change the things which should be changed, and the Wisdom to distinguish the one from the other.

 

 

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