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府学歯レポート

学校歯科健康診断結果のお知らせ(2012-09-07)

 定期健康診断は、毎年6 月30 日までに行うことが学校保健安全法施行規則(第5 条第1 項)で決まっている。この健康診断は、事後措置が十分に行われて初めて意義のあるものとなる。

 その結果を子どもが自分の健康課題と、とらえて自分で解決する力を身につけるように支援することが必要で、保健学習や保健指導につなげることが重要である。
 “『生きる力』をはぐくむ学校での歯・口の健康づくり”(文部科学省発行)の学校歯科保健参考資料にこのように記載がある。さらに、健康診断結果は健康診断終了後21 日以内に子ども及び保護者に通知しなければならない。そして、その通知は事後措置(保健指導)を重視して、全員に通知することになっている。(学校保健安全法施行規則第9 条)

 すなわち、健康診断が単にスクリーニングで終わるのではないということで、学校での予防的な指導に重点をおくようになった。それが『治療勧告書』から『健康診断結果のお知らせ』と名前が変わったゆえんである。

 さらに、養護教諭と学校歯科医が連携して学校歯科保健指導・教育を行うよう求められている。

 学校歯科医は、歯科保健の専門家として学校から要望、依頼があれば指導・教育に協力をしなければならない。(学校保健安全法)

 このように、CO、GO の予防的事後措置に重点が置かれるようになった。

 こういったことから、『学校歯科健康診断結果のお知らせ』の発行状況について、府学歯団体長会で、加盟団体長にお聞きしたところ、受診者全員に『お知らせ』を出しているのは数市で、その他は、受診勧告者にのみ発行している。また、受診勧告されなかった児童生徒には、多くの学校で、養護教諭が独自の案内文書を出しているようだ、と団体長より返答があった。

 府学歯学術部会でも、新たに文書様式を作製していただけることになった。

 学術部会にエールを送りたいと思う。

 『健康診断結果のお知らせ』の様式の具体例については、日学歯発行『学校歯科医の活動指針』〈改訂版〉P.59、及び府学歯発行『平成22 年度(新)歯・口の健康診断マニュアル』P.24 でご覧いただける。

 ここでは、(社)滋賀県歯科医師会学校歯科部が作製された実例を参考として御承認を得て掲載させていただいた。(歯科健康診断結果のお知らせ:資料1

 さらに、和泉市団体がこの度新たに実施様式を発表されたので、参考として掲載させていただく。補足として、今後養護教諭らとの打ち合わせでさらに年々改正して行くとのことだ。(歯科健康診断結果のお知らせ:資料2

広報担当常務理事 寺下邦彦(文)