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平成25年度 第57回大阪府学校歯科保健研究大会

平成25年度 第57回大阪府学校歯科保健研究大会掲載

日時  平成25年12月5日(木)
午後1時30分~5時
場所  大阪府歯科医師会館 4F 大ホール
参加対象  府市町村教育委員会関係者、
学校 ・ 園保健関係者、児童、生徒、PTA会員、学校 ・ 園歯科医、
歯科衛生士、その他保健関係者
学校歯科保健研究発表校 1校 研究発表①
研究発表『本校における歯科口腔保健教育の再検討』
~健康診断結果とアンケート調査をもとに~
発表者 大阪府立布施北高等学校 湯峯郁子 校長
古崎美奈 養護教諭
奥田宗義 学校歯科医

 歯科健康診断結果からDMF歯数、未処置歯数、歯垢の付着、歯肉の状態に問題がある生徒が多いという現状を鑑み、生徒の生活習慣あるいは食生活、歯科口腔保健に関する意識を記名式アンケートを実施し、その結果をを踏まえて、学校歯科医と連携され生徒の個別指導に活用、あるいは集団指導として保健だよりの発行、すべての教職員との口腔保健に関する知識の共有、適正な対応をとっておられてその結果改善の方向に向かっているということを伺える報告でありました。
特別講演  『ならぬことはならぬものです』
発表者 奥羽大学歯学部口腔衛生学講座 教授  瀬川 洋

 会津若松市は江戸時代に会津藩が治めていた地である。当時人材育成の指針として子弟教育の七か条で「什の掟」あった。什とは古代中国の軍隊で使われていた組織をさし、会津では軍や隣組の十人一組の組織としていた。藩士の子弟を教育する組織として6歳から9歳までの子どもたち10人前後の集まりを作って年長者が什長(今で言ういわゆるリーダー)となって毎日仲間の家に集まって七か条を訓示した。什の掟に背いた者がいれば、什長はその者に真実の有無を審問し、それが事実であればぺナルティを課す。みんなの前でおわびをする、しっぺ、一番重いのが「はぎる」といって絶交という制裁をくわえた。
什の掟
一番目
年上の人の言うことに背いてはなりません。
二番目
年上の人にはおじぎをしなければなりません。
三番目
うそをついてはなりません。
四番目
卑怯なふるまいをしてはなりません。
五番目
弱いものをいじめてはなりません。
六番目
戸外では物を食べてはなりません。
七番目
戸外で女と言葉を交えてはなりません。
ならぬことはならぬものです。
この七つの中には現代にそぐわないものもあるが、しっかり通用するものもある。
「ならぬことはならぬものです」というのは「だめなことはだめ」ということではない。いまでいう規則を守りましょうという意味である。現在でも会津若松市では、青少年に対し「会津っ子宣言」という
人をいたわります。
ありがとうごめんなさいを言います。
がまんをします。
卑怯な振る舞いをしません。
会津を誇り年上を敬います。
夢に向かってがんばります。
やってはならぬやらねばならぬならぬことはならぬものです。
という宣言が今でもある。と瀬川教授は地元会津若松市の子どもたちが学んでいるひととしての徳育を厚く語られた。続いて学校現場における様々な歯と口の健康課題に、どのように取り組みどのように解決すべきか述べられた後、2013年12月4日で東日本大震災が発生して1000日になるが、福島県では今現在でも14万人の避難が続いている。このような困難にも負けずに福島の児童生徒はがんばっている。これからも暖かい支援をお願いする。と締めくくられた。
開会式会長挨拶

表彰式併催

「大阪府よい歯・口を守る学校・園表彰」表彰式
永年勤続学校歯科医表彰式→25名の永年学校歯科医を表彰
「歯・口の健康啓発標語コンクール」表彰式→2795作品の応募があり

その中より大阪府知事賞1名、大阪府教育委員会賞1名、大阪府歯科医師会賞2名、大阪府学校歯科医会賞2名、優良賞4名の表彰がありました。